EOSデジタル非対応のSIGMA製レンズを解析してみる(4)

Canon純正レンズの信号をロジックアナライザで観測してみた。


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上:EOS-1N + Sigma 18-35mm F3.5-4.5 Aspherical(EOSデジタル非対応)
中:EOS-1N + EF 35mm F2
下:EOS5Dmark2 + EF 35mm F2

当然ですが、カメラボディーが同じ(EOS-1N)であれば、レンズに拠らず信号は同じですね。
でも、銀塩EOSとEOSデジタルで信号が違っていることがわかります。

銀塩EOSにおいて絞りを閉じるときは、DCL信号(カメラ→レンズ)を
8'b00000111
8'b00010010
(絞り値)
の順に送出しており、レンズ側からは1パケット(8bit)遅れて同じ値をDLC信号で返しています。

ところがEOSデジタルでは、DCL信号(カメラ→レンズ)を
8'b00000111
8'b00010011
(絞り値)
で送出しています。
そして、レンズ側から返す信号も、
8'b00000111
8'b00010011
になっています。

よって、EOSデジタル非対応のSigma製レンズをEOSデジタルで使うには、この1bitを変換してやれば良いと推測します。

EFマウントの信号は(I2Cのように)オープンドレインですから、DCL信号に関しては
00000111 0001001まで送出されたら、外部からLow(GND)に落としてやれば良いはずです。
ボディー側への影響が心配なら、DCL信号ラインにショットキーバリアダイオードを挿入しておけばよいでしょう。
DLC信号側は、ちょっと工夫が必要ですね。

JUGEMテーマ:写真撮影機材
 
| カテゴリ:写真 | 22:33 | comments(2) | trackbacks(0) | - |


コメント
いつもながらエレクトロニクス関係の記事は
卓越した技術力だなぁと思います。
でも、実際にダイオード追加となると私には難しいかなあ・・・
元友人の友人様>

こんばんは。
私、技術ないですよぉ...今回もフレキシブル基盤を切ってしまいましたしorz。

ダイオードは追加しなくて良いと思います。それよりも、マイコンかCPLD外付けして信号を偽装する必要があって、これが大変だと思います。
上手くいくかわかりませんけど、気が向いた時に少しづつ進めていきます。
# ヤ○オクで改造作業を出品している人がいるということは、何とかなるとは思っていますけど。#
  • ursa_minor
  • 2011/06/12 6:33 AM
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